HTMLを書いていて、「この画像に説明をつけたいな〜」って思うこと、ありますよね?
そんなときに使えるのが、今回紹介する <figure>
タグ です。
単なる装飾じゃなくて、「この画像にはこういう意味がありますよ〜」って、図とキャプション(説明文)をセットでマークアップできる便利なタグなんです!
figureタグってどんなタグ?
ざっくり言うと…
画像・イラスト・動画・コード・表などに説明をつけたいときに使うタグ!
特に、文章の流れからちょっと独立した「図表」や「参考情報」を挿入したいときに便利です。
Webサイトだけじゃなく、ブログや記事でもよく使われています。
使い方は?まずは基本形!
<figure>
<img src="images/cake.jpg" alt="ショートケーキの写真">
<figcaption>図1:ふわふわのショートケーキ</figcaption>
</figure>
figcaptionって何者?
<figcaption>
(フィグキャプション)は、<figure>
の中に入れて、図の説明文を書くタグです。
ポイントは以下のとおり👇
<figcaption>
は、<figure>
タグの最初か最後に書く- 画像や図だけじゃなくて、コードや表にもOK
- 説明文があることでスクリーンリーダーにも親切&SEOにも有利
他にもこんな使い方ができる!
コードブロック+説明の例
<figure>
<pre><code>console.log("Hello, world!");</code></pre>
<figcaption>図2:JavaScriptで「Hello, world!」を表示するコード</figcaption>
</figure>
表+キャプションの例
<figure>
<table border="1">
<tr><th>商品名</th><th>価格</th></tr>
<tr><td>りんご</td><td>¥100</td></tr>
<tr><td>バナナ</td><td>¥120</td></tr>
</table>
<figcaption>図3:フルーツの価格一覧表</figcaption>
</figure>
どちらも、「見せたい情報+補足説明」がセットになっててわかりやすいですよね!
figureタグを使うメリットまとめ!
メリット | 内容 |
---|---|
意味づけができる | 「これは図です」と伝えられる |
アクセシビリティ向上 | 説明文があることでスクリーンリーダーにも対応しやすい |
SEOにも◎ | セマンティックな構造が検索エンジンに好まれる |
レスポンシブ対応がしやすい | 図・画像のブロック要素としてまとめやすい |
まとめ:図と説明はセットが基本!
「画像にただキャプションをつけたいだけなんだけどな〜」と思ったら、<figure>
+<figcaption>
のセットがピッタリです!
文章の中で「これは大事な図だよ!」って伝えたいときにもぴったり。
これからHTMLを書くときには、見た目だけじゃなく“意味”も大事にするコーディングを目指しましょう!