MW WP Formで作成されたサイトの保守作業をしていた際にプラグインを消して入れ直したところ、保持していた「問い合わせデータ」や作成していたidのフォームが消えてしまった…ということがありました。
データベースに残っていないか?を見てみたのですが該当項目がわからず、FTPでWPのフォルダを漁ってもよくわからず…。
試行錯誤をした結果、なんとか復元できたので、今回はその方法をご紹介します!
今回の原因
今回の原因として、MWの動作不具合解消をステージング環境で実施中にプラグインの削除での検証を行ったところ、データが消えてしまいました。
バックアップの完全復元ができれば良かったのですが、ステージング環境では別の動作テストも走っていたのでそうもいかず…。
本番環境から該当データのみを抜き取り、復元ができないか?という検証を行うことになりました。
(さらにステージング環境が完成したら本番環境を上書きする都合上、データ復元が必須というのもありました)
復元するために行ったこと
別のWPからのデータエクスポート
今回は本番環境にデータが残っている状態だったため、そこからデータを抜き出しました。
WordPressにデフォルトである「エクスポート」機能を使用してMW WP Formと該当フォームのデータをダウンロードします。
この時、フォームにメディア添付がある場合はエクスポート元になるWordPressにBasic認証などの閲覧制限設定が外れている状態でないと上手く移行できない可能性があります。

復元したいWPにインポート
エクスポートファイルの準備ができたら復元したいWPにインポートしていきます。
この時、インポートを一気に行わずに下記の手順で行わないと正常にデータが移行できない可能性があります。
- 「MW WP Form」のエクスポートデータをインポート
- 該当フォームが作成されていたら、「設定」の「問い合わせデータをデータベースに保存」にチェックを入れる
- 復元したいエクスポートデータ(今回であれば「お問い合わせフォーム」)のデータをインポート
フォームの送受信設定やバリデーション設定が消えてしまうことはありますが、こちらの方法を取ると「問い合わせデータ」として情報が復元されます。
まとめ
今回は復元元のWPがあったので、そこから復元ができた…というのがあります。 そうでない場合でも、作業前にプラグインなどでバックアップを取得してあれば、そのデータから抜き取って復元したりもできますよね。
改めてWordPressのバックアップって大事だなぁ〜なんてことを思いました。