「WordPressの表示速度が遅い」と感じていませんか?
表示速度の遅延は、ユーザー体験の悪化やSEO評価の低下、CVR(コンバージョン率)の低下にも直結します。
この記事では、WordPressの表示速度を改善するための実践的なテクニックを10個ご紹介します。
1. キャッシュプラグインを導入する
キャッシュを使うことでサーバー処理を省き、ページの読み込みが一気に速くなります。
おすすめのプラグインは下記です。
- LiteSpeed Cache(サーバー対応の場合)
- WP Rocket(有料だが効果大)
- W3 Total Cache
2. 画像をWebP形式に変換
画像はページ表示の最も重い要素です。WebP形式はJPEGやPNGよりも軽量で、画質も保たれます。
- EWWW Image Optimizer
- ShortPixel
3. 不要なプラグインを削除する
使っていないプラグインは、読み込み時間やセキュリティリスクにもつながります。 「本当に必要か?」を見直しましょう。
4. サーバーを高速な環境に移行する
安価な共用サーバーでは限界があります。表示速度を本気で改善するなら、スペックの高いサーバーに移行するのもおすすめです。
- ConoHa WING
- mixhost
- Kinsta(海外)
5. 画像のLazy Loadを有効にする
「Lazy Load」とは、画面に表示される直前に画像を読み込む仕組みです。 これにより、初期表示のスピードが大幅に改善されます。
多くのキャッシュ系プラグインにはこの機能が内蔵されています。
6. テーマの見直し(軽量テーマに切り替える)
デザイン重視のテーマは見た目は良くても重い場合が多いです。 高速表示を重視するなら、以下のような軽量テーマがおすすめです。
- SWELL
- Cocoon
- Astra
7. フォントの読み込みを最適化する
Google Fontsを使う場合は、必要なフォント・ウェイトだけに限定し、表示の遅延を避けましょう。
また、下記対策をすると読み込みの改善をすることができます。
font-display: swap;
の指定- 自前でホスティング(ローカルフォント化)
8. CSS・JSの圧縮と結合
ファイルの読み込みサイズを減らすために、CSSやJavaScriptを圧縮しましょう。 WP Rocket や Autoptimize などのプラグインで一括対応可能です。
9. 外部スクリプトの読み込みを最小限に
SNSボタン、広告、アナリティクスなど外部スクリプトが多すぎると表示が遅くなります。
- 本当に必要なものだけに限定
async
やdefer
属性で読み込みタイミングを制御
10. 定期的にPageSpeed Insightsで分析
GoogleのPageSpeed InsightsやLighthouseで現状の速度をチェックし、改善ポイントを定期的に確認しましょう。
- モバイルとPCでスコアを比較する
- 改善項目は一つずつ対応するのがコツ
まとめ
WordPressの表示速度を改善するには、サイト全体の構成を見直すことが重要です。
ご紹介した10のテクニックはどれも即効性のあるものばかりなので、まずはできることから試してみましょう。
高速化はSEO・ユーザー体験・売上アップのすべてに直結します。あなたのサイトのパフォーマンスを最大化する第一歩として、ぜひ活用してください!